2018年 04月 25日
障子の組子 |
窓に障子を設けるのは和室が多いのですが
リビングに設けることもあります。
その場合、和洋折衷にならないよう
障子から和の雰囲気を消す必要があります。
なので、障子の組子を大きくとりました。
上の写真は建築家の吉村順三氏が考案した「吉村障子」を模倣したもの。
細部のディテールは異なるのですが大切なことは
「組子を大きくとる」
「障子四方の框と組子を同じ寸法にする」
このあたりが主な特徴。
一般的な障子と比べて框が細いため
木の材積数を抑えることができコストダウンにつながります。
組子の大きさが異なるのは隣りの掃き出し窓に設けた障子と
水平ラインを合わすためで、こうするとスッキリとします。
長くなるので、この続きは明日に。
では。
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by sumaii-shiga
| 2018-04-25 08:53
| 山手工房の考え方