2016年 02月 23日
低炭素住宅 |
今日は春の訪れが近くなったと感じる一日でした。
天気予報では今週に再び冷え込むようですが、
春まであと少しです。
家のお引渡しが終わり最初の冬を迎える頃になると、いつも
寒いと感じておられるのでは?
暖かさに満足してもらえているだろうか?
と心配になります。
昨年の冬は、元旦、二日の大雪から始まり、
晴天の日が二日と続かない日照時間が少ない冬でしたが
今年は晴天の日が多く、ほっとしています。
今年のように暖冬ではなく、少々寒くても
太陽の光を室内に取り込むことさえできれば
パッシブデザインの家は暖かく暮らすことができるからです。
日射取得と断熱性の確保は山手工房の家づくりのベースです。
近年に低炭素建築物認定制度というものが始まりました。
これは、外皮性能を強化した省エネ住宅で
加えて、一次エネルギー消費の10%削減と
低炭素化対策を施した住宅を言いますが、
調べてみると山手工房の家は随分と以前から、
この基準をクリアしていたことになります。
建築物の省エネルギー基準は平成25年に改正されました。
従来の断熱材さえ入っていればOKと言っても過言ではない状態から
UA値で、0.87W/㎡・Kが要求されるようになりましたが、
この基準も山手工房の家は随分と前からほとんどの標準的な家でクリアしていました。
法改正されたと言っても、今はその移行期。
まだ、義務化されていません。
家を買おうか、建てようかと検討中の方々は、
新たに要求される性能を今から事前に確保している家と
そうではない家があることを知っておく必要があります。
目に見えるキッチンや浴室は相応のものを採用しているものの、
目に見えない部分で住んでからわかる住み心地に関する部分は
質的に劣る安いものを寄せ集めて作る家は、
私見ではありますがまだまだ多いと思っています。
なので、注意が必要です。
目先の価格だけでなくランニングコストも含めて
長い目でトータルコストを見てどちらが得なのか、
また住み心地も含めるとどちらがよいのか考える必要があります。
これから先、住宅は先の外皮性能だけでなく、
住み心地の更なる向上をはじめとして電力のピークカットや
震災以降の諸問題にも寄与できる性能が求められ
国策として官民一体となって取り組むべき時代になります。
小さな工務店でもできる社会貢献とは何かということを考えたとき、
それは環境にやさしい家をつくるということに尽きる訳で
技術的にもコスト的にも障害となるものがない中、
次はその普及に向けて準備、尽力していこうと思います。
天気予報では今週に再び冷え込むようですが、
春まであと少しです。
家のお引渡しが終わり最初の冬を迎える頃になると、いつも
寒いと感じておられるのでは?
暖かさに満足してもらえているだろうか?
と心配になります。
昨年の冬は、元旦、二日の大雪から始まり、
晴天の日が二日と続かない日照時間が少ない冬でしたが
今年は晴天の日が多く、ほっとしています。
今年のように暖冬ではなく、少々寒くても
太陽の光を室内に取り込むことさえできれば
パッシブデザインの家は暖かく暮らすことができるからです。
日射取得と断熱性の確保は山手工房の家づくりのベースです。
近年に低炭素建築物認定制度というものが始まりました。
これは、外皮性能を強化した省エネ住宅で
加えて、一次エネルギー消費の10%削減と
低炭素化対策を施した住宅を言いますが、
調べてみると山手工房の家は随分と以前から、
この基準をクリアしていたことになります。
建築物の省エネルギー基準は平成25年に改正されました。
従来の断熱材さえ入っていればOKと言っても過言ではない状態から
UA値で、0.87W/㎡・Kが要求されるようになりましたが、
この基準も山手工房の家は随分と前からほとんどの標準的な家でクリアしていました。
法改正されたと言っても、今はその移行期。
まだ、義務化されていません。
家を買おうか、建てようかと検討中の方々は、
新たに要求される性能を今から事前に確保している家と
そうではない家があることを知っておく必要があります。
目に見えるキッチンや浴室は相応のものを採用しているものの、
目に見えない部分で住んでからわかる住み心地に関する部分は
質的に劣る安いものを寄せ集めて作る家は、
私見ではありますがまだまだ多いと思っています。
なので、注意が必要です。
目先の価格だけでなくランニングコストも含めて
長い目でトータルコストを見てどちらが得なのか、
また住み心地も含めるとどちらがよいのか考える必要があります。
これから先、住宅は先の外皮性能だけでなく、
住み心地の更なる向上をはじめとして電力のピークカットや
震災以降の諸問題にも寄与できる性能が求められ
国策として官民一体となって取り組むべき時代になります。
小さな工務店でもできる社会貢献とは何かということを考えたとき、
それは環境にやさしい家をつくるということに尽きる訳で
技術的にもコスト的にも障害となるものがない中、
次はその普及に向けて準備、尽力していこうと思います。
by sumaii-shiga
| 2016-02-23 19:23