2013年 07月 10日
好みと必要と寿命に応える |
前回の続き。
この本に収録されている吉村順三氏の設計による家は
「山中湖の山荘」や「軽井沢の山荘」など1960年代から1970年代にかけての家が多い。
氏の設計による建物は、近いところでは京都に俵屋という旅館があるが
これらの建物は、完成してから40年、50年と経過しているにもかかわらず、
古びることなく、今も輝きを放ち続けている。
輝きの元になるのは、長い好みに応える普遍の設計思想。
外部と繋がる開口部
庭と建物の一体感
ワンルーム感覚の間取り
内部の明暗
変化のある巧みな動線
これらのひとつひとつが居心地の良さに繋がっている。
家は構造的な強度や耐久性が大切なのは言うまでもないが、
そればかりでは片手落ちで、三拍子揃える必要がある。
長い好みと長い必要と長い寿命に応える氏が設計した建物は、
私にとって家づくりのお手本になっている。
この本に収録されている吉村順三氏の設計による家は
「山中湖の山荘」や「軽井沢の山荘」など1960年代から1970年代にかけての家が多い。
氏の設計による建物は、近いところでは京都に俵屋という旅館があるが
これらの建物は、完成してから40年、50年と経過しているにもかかわらず、
古びることなく、今も輝きを放ち続けている。
輝きの元になるのは、長い好みに応える普遍の設計思想。
外部と繋がる開口部
庭と建物の一体感
ワンルーム感覚の間取り
内部の明暗
変化のある巧みな動線
これらのひとつひとつが居心地の良さに繋がっている。
家は構造的な強度や耐久性が大切なのは言うまでもないが、
そればかりでは片手落ちで、三拍子揃える必要がある。
長い好みと長い必要と長い寿命に応える氏が設計した建物は、
私にとって家づくりのお手本になっている。
by sumaii-shiga
| 2013-07-10 10:22
| 散歩道