あと少し |
お彼岸が過ぎて、いよいよ増税の10月が目の前に迫り
空には、うろこ雲が見られる時期になりました。
工事中の現場では建築工事も外構工事もあと少し。
増税前になんとか間に合いそうです。
店舗バックヤードの流し台もいい感じ。
そして、ここから先は私的なブログなので是非!
読まないでください。
先週、ラグビーワールドカップがいよいよ始まりました。
2度の招致活動を経て、このRWCのホスト国に決定したのは2009年のこと。
「招致が決定したのはいいけれど、日本戦は大丈夫としても
日本が出ない試合に観客が集まるのか?」
という不安がありましたが、日本人は本当にえらい!
チケットは完売に近いらしくテレビで観ると、どの試合もほぼ満員。
「おもてなし」という言葉がよく言われますが
試合を観戦して声援をおくってあげること。
これが最高の「おもてなし」。
日本の初戦は先週20日のロシア戦。
ミスが目立つ試合でしたが勝利することができ
次はいよいよ優勝候補の一角を占めるアイルランド戦。
アイルランドの初戦をテレビで観ましたが
スコットランドを完全に封じ込み完勝。
やっかいなのは、そのプレーぶりやゲーム中の選手の表情から
彼らの強くかたい意志が感じられたこと。
「WE CAN」と言わんばかりの表情でした。
こういうチームは、なかなか手強くて今週は難しい試合になるはず。
もし、私が日本代表の監督ならば対戦国が決まった段階で
監督、コーチ陣による分析だけでなく
トップリーグ各チームと目の効く個人に対戦国の分析を依頼する。
それは二つより、四つ、更に六、八、十とより多くの目で見て
分析した方が成果が上がるから。
対戦国の傾向を徹底的に解剖して調べあげ
日本がとるべき戦略と戦術を準備する。
そして、かたくて強い意志を持つアイルランドの「信」という心の部分を
試合開始直後から突き動かすことを試みる。
ラグビーというスポーツでは「信」を持つチームというのは
とにかくやっかいなのだ。
RWCが始まってからテレビの解説者の一言一句を聴いていると
我々には見えない陰から、彼らがボランティアで
分析のサポートをしているようにも感じられ
RWCはオールジャパンの取り組みのように思える。
アイルランド戦は、どういうゲーム運びをして
どんなプレーを繰り出してくれるか
選手、裏方、ボランティアも含めて日本代表の強化を支援する
全ての人たちの成果を見るのが楽しみ。
個人的にはラインアウトでバックス的なものの考え
バレーにも似たものの考えを取り入れたプレーを
してくれるのではと期待しています。
これは前のRWCの翌年に、いくつかの試合の中で
オプションを組み合わせて試み成果を残していたプレー。
「使える」と感じたからか、この3年間はこれを封印して
RWCにとっておいたように思います。
これ一発でトライを狙うならバックスをラインアウトにいれるのが
最善なのではあるが・・・。そこまでやるかどうか。
アイルランドにセットプレーとコンタクトで五分に渡り合うのは厳しく
オーソドックスな戦い方では勝機は見いだせない。
試合が始まったらパスとコンタクトを連続させて
ゲームを途切れさせずに相手を左右に走り回らせること。
「これがラグビーか、いつもと違う」
と感じさせるくらいに相手を振り回すこと。
手強いと言われるアイルランドのディフェンスを容易に
こじ開けられるようにするには疲れさせるのが一番。
北の国のアイリッシュがあまり経験することのない
高温多湿という気候も味方してくれるはずで
これをやり続けられるかどうか。
続けることができればラスト10分が勝敗の分け目になる。
彼らのディフェンスは素早く前に出るシャローではなく
ゆっくりとディープ気味で大外をケアするシステム。
勢いをつけてディフェンダー間の突破を試みれば
コンタクト負けせずに少しは前に出れるはず。
痛くて負傷するかもしれないがコースどりが重要で
二人がタックルに入ってくれれば成功。
少なくなったDFにたいして、間髪を入れず大外にボールを運べばチャンス到来。
時にはコンタクト時にボールを奪取されることもあるかもしれないが
決してめげてはいけない。
これを体力が続くかぎり何度も何度も繰り返す。
同級生の子供が日本代表に選ばれ
しみじみと感じ入ることがあり
今週は日本代表チームが果敢に攻め続ける雄姿を是非とも見たい。
頑張れ!
.