2020年 01月 21日
太陽でお湯をつくる |
1月も下旬に入りました。
仕事はじめの日からここまでびっくりするほど早く時間が過ぎて
おそらく今年もあっという間に過ぎていくのでしょう。
この冬は暖冬で過ごしやすい日が続きますが
今週は少し寒くなってきたような気がします。
気温が下がって寒くなると気になるのがお湯をつくるエネルギー代。
冬は夏よりお湯の使用量が多くなるということもひとつの要因ですが
夏と冬の水道水の温度差も大きな要因となっています。
下のデータによれば7、8月と1月の水温を比較すると
3倍近くの差があることがわかります。
30℃近い水を40℃まで温めるのにエネルギーはあまり必要ありませんが
10℃の水を40℃まで温めるのですから、これはエネルギー代が嵩みます。
これをなんとかしようとすると太陽の光でお湯をつくるという方法があります。
魔法瓶の中のお湯が冷めにくいのは真空になっているからで
写真は真空のヒートパイプ方式でお湯をつくる寺田鉄工所の製品。
これは温めたお湯の熱を外部に逃がしません。
ヒートパイプは金属製でガラス管などで起こりやすい
ガラス割れによる漏水の心配がない。
天気さえ良ければ給湯エネルギーは全く不要。
曇りが続いて設定温度に届かない場合
足りない温度分だけ最後にガスの力を借りて
お湯をつくるので経済的です。
私も先の台風で経験しましたが、台風などの災害時でもお湯の心配がない。
いくつものメリットがあるソーラー給湯は初期投資が必要ですが
エネルギー代の節約効果があり10年もしないうちにその費用は回収できます。
これから、もっと普及すべき技術です。
では。・
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by sumaii-shiga
| 2020-01-21 08:50