2010年 04月 02日
「現代町家」 講習会 |
伊勢町家に関しては、名古屋での講習会の冒頭に、せこ住研さんからこのモデルハウスの工事原価が参加工務店に配布されました。家を見て、工事の工夫を直接聞き、素材の説明を受け最後に工事費が公開される。家づくりで重要なことをリアルに感じることができる。こういうことは一般的にはありえない。せこ住研さんには感謝、感謝である。
翌日は名古屋で「現代町家」の設計システムの説明会。
現代町家は
趙海光さん(ぷらんにじゅういち)
村田直子さん(MOON設計)
構造は東昭エンジニアリング。
それぞれのスペシャリストが集まり、分厚い布陣で築き上げられた。
日本は茶道、華道、武道など文化的なものをはじめとして、
歴史を積み重ねたもの全てに「型」がある。
それは今の日本を代表する企業の経営手法においても然りである。
私が好きなスポーツの世界においても同じである。
最高のものを追い求め、工夫を重ね続けたものには流派、流儀が生まれ「型」となる。
日本文化は「型の文化」でもある。
しかし、その一方で日本の住宅に目を移すと、いつの頃からか「型」といったものが全く失われてしまった。
「型」がないことが、日本に不揃いの街並みをつくりだしてしまったのではないか。
「型」がないことが、寿命26年と言われる日本の住宅の短命の一因になっているのではないか。
「性能」「間取り」「意匠」「長寿命」「住まい手と時代のニーズ」の全てを満たす「型」を、新たに生み出す必要がある。
本当にいいものは30代、40代、50代といった世代を超えて感じられる価値を持つ。
本当にいいものは年月を重ねても色褪せず、やがて「定番」となり、残り続ける。
本当にいい家は「型」となり、新しい日本のスタンダードハウスとなる。
現代町家の設計システムは、新しい日本の家の「型」となるべき条件を備え持ったと思える講習内容でした。
現代町家は国土交通省による次回の「長期優良住宅先導事業」にチャレンジする訳ですが、採択を受けることは間違いないと確信する。
翌日は名古屋で「現代町家」の設計システムの説明会。
現代町家は
趙海光さん(ぷらんにじゅういち)
村田直子さん(MOON設計)
構造は東昭エンジニアリング。
それぞれのスペシャリストが集まり、分厚い布陣で築き上げられた。
日本は茶道、華道、武道など文化的なものをはじめとして、
歴史を積み重ねたもの全てに「型」がある。
それは今の日本を代表する企業の経営手法においても然りである。
私が好きなスポーツの世界においても同じである。
最高のものを追い求め、工夫を重ね続けたものには流派、流儀が生まれ「型」となる。
日本文化は「型の文化」でもある。
しかし、その一方で日本の住宅に目を移すと、いつの頃からか「型」といったものが全く失われてしまった。
「型」がないことが、日本に不揃いの街並みをつくりだしてしまったのではないか。
「型」がないことが、寿命26年と言われる日本の住宅の短命の一因になっているのではないか。
「性能」「間取り」「意匠」「長寿命」「住まい手と時代のニーズ」の全てを満たす「型」を、新たに生み出す必要がある。
本当にいいものは30代、40代、50代といった世代を超えて感じられる価値を持つ。
本当にいいものは年月を重ねても色褪せず、やがて「定番」となり、残り続ける。
本当にいい家は「型」となり、新しい日本のスタンダードハウスとなる。
現代町家の設計システムは、新しい日本の家の「型」となるべき条件を備え持ったと思える講習内容でした。
現代町家は国土交通省による次回の「長期優良住宅先導事業」にチャレンジする訳ですが、採択を受けることは間違いないと確信する。
by sumaii-shiga
| 2010-04-02 09:20
| 現代町家